紀伊国屋など大手書店で勧誘をしていた、全国展開中の英会話学校が
張り紙だけを残して突然の閉校。
その記事を新聞で読んで、「えっ!? どうして?」と言う気持ちと、
「ああ、やっぱりなあ…」と言う気持ちが、一緒に湧き上がりました。

この英会話教室に、実は私、かつて通っていました。
海外旅行から戻って英語力の必要性を感じていた時、
大手書店で勧誘を受けローンを組み、見事にひっかかって生徒になってしまいました。

正直言って私には合いませんでした。
2年間で50万円くらい支払って、最初の1年はきちんと通っていましたが、
後半母親が入院したり私も体調を崩したりで、全く行かなくなって。
もったいない事をしました。

前払い制の悪い点を感じ、それ以降、習い事は月謝制を含む、
その都度支払う形のところにしています。

でも、この英会話学校が悪質だとか、そういうつもりはありません。
きちんと通うことが出来れば、
きっと実力の付く学校だったのではなかったかと思います。

通い出して分かったことですが、かつての同級生が講師をしていました。
初級クラスから始めていたのですが、授業を選択する時間によっては
その同級生が担当の時があり、恥ずかしかったです。
昔は私の方が、英語の成績良かったんだけどなあ…^^;

ニュースでは、戸惑う生徒さんたちの姿と、
Money! と壁に書かれた外国人講師達のメッセージが映し出されていました。

そして家や財産を全て処分して小さなアパートに引っ越したと言う、
この英会話学校の社長の姿も。
短いインタビューだったけど、できるだけのことはするつもりのようですが、
今の自分の境遇を自分で嘆いているだけのような印象もありました。

恐らく始めたばかりの生徒さんも多いと思うのですが、
突然閉校になり、その人たちがお気の毒です。
2年間で50万。決して安い額ではありません。
少しでも支払った授業料が返還されることを願います。

かつての同級生はどうしたのかな? そう思うのに、
なぜか、あまり他のスタッフに同情できないのは、
通っていた当時、スタッフや講師(かつての同級生は親切でしたけど)に
あまり好印象を持てなかったから…なのでしょうか?

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