朝の情報番組で山羊座は最悪の運勢だった今日、
特に悪い事はなかったけれど、驚くことの連続でした。

職場最寄の地下鉄を出ようとしたら、シャッターが閉まっている。

しばし呆然。どうやって出たらいいんだろう?

するとゆるゆるとシャッターが開き始めました。
シャッターの点検だったそうですが、係らしいの男性が、
「早く出ろ」と言わんばかりにこちらを見てる。

いや、でも、リンボーダンスじゃないんだから、
しゃがむにしろかがむにしろ、もう少し余裕を持って開いてから出たいです。

さて、無事地上に出て職場着。
職場宛に土日に来た郵便物を郵便受けから取り出す。
急ぎのものはないかチェック。
すると、市の税務局からなにやら来ていました。

ハガキの大きさで、角からめくると中にお知らせが書いてある、アレです。

何だろう? そう思ってぺりぺりめくって驚いた。

法人税 督促状

へっ??? !Σ(◯o◎;)

どうして督促なんてされないといけないんだろう?
私の会社では、決算はいつも税理士さんにお任せ。
恥ずかしながら昨年度は売上があまりなかったので、
「法人税は支払わなくていいです」と言われていたのです。

税理士事務所に電話すると、担当のアイツは留守でありました。

市の税務局に電話すると、
「3月に送った決算書に納付書がついていて、
それを使って納付してもらうんですが、ありませんでしたか?
(ここで事情説明)ああ〜、なるほど、そういう事なら、
担当の税理士さんが忘れていたんですね」とのお返事。

今払えば延滞金など加算されないそうなので、明日早速支払うことに。
「銀行などに納付書がありますから、それを使ってください。
こちらから作成して、送ってもいいんですが…」

さすがお役所、取る時に関してはとても親切(笑)。
でも、やんわりとお断り。

納得さっさと払っちゃおっと。事情も分かりましたし。
待っていたら、また時間掛かっちゃいますしね。

そのやり取りの後、担当税理士から電話が。
「国税は払わなくていいんですが、市などは払わないとダメなんです」

そうなの? じゃあまだ市以外もう一つあるんだ〜!

「僕、納付書お渡ししていると思うんですが…」

もらってないっつーの!!!

この税理士、こういうポカをよくやる人なんです。

当社で使っている会計ソフトの更新を忘れて、データが無駄になったり。
当社に送らないとダメな書類を送ってくれなかったり、
逆に送らなくてもいい書類を税務署に送って、取り下げしたり。

ちなみにこういう場合、出した税務署が受付してしまった以上、
税務署に対して理由を明記した「取下書」と言うものを出さないと、
取下げしてもらえないそうです。
もちろん、税理士に作成してもらい、提出してもらいましたけれどね。

督促状なんて、生まれて初めてもらいました(会社宛だけどね)。
見るのも初めて。経理担当だし、少々焦りました。

さて、外勤へ。地下鉄に乗ろうと改札を抜け、
ホームへ続く階段を下りたら、多くの人とすれ違う。
ああ、行き違いかあ〜、と思ったら、まだ地下鉄がそこに。
何と、見知らぬオジサンの右手がドアに挟まっている。

このまま動いたらどうなるのかな? 指は大丈夫なのかな?

そのドアは運転手席のすぐ近くなので、
運転手さんも窓から顔を出してはあちこちスィッチを押す
(だからこのまま動くことはない。ちょっと安心)。
でも、ドアはなかなか開かない。

運転手さん、早く開けてあげて〜!

心配したのか、大学生風の男性がオジサンに声を掛けている。
どうやら知っている人というわけじゃないようだけど、
やっぱり早く開けてあげて〜!って思っていたんでしょうね(いい人だ)。

ようやく開いたドア。
便乗して私も、オジサンと一緒に乗り込んでしまいました^^;
お約束の車内放送。「飛び込み乗車はお辞め下さい…」

以前、青の点滅から赤信号になってすぐ、
パトカーの目の前で横断歩道渡って注意された事を思い出しました。

あの時、ああ、渡れてよかった〜!って事の方が大きくて、
注意されていることにあまり気が行かなかったっけ(←オイ!)。

オジサンの指も大丈夫そう。
それは良かったんだけど、正直言って、これって結構恥ずかしいだろうなあ^^;

用事が終って、本屋さんへ。
仕事とは関係のない個人的に欲しい本を買いに寄りました。
こういうのって、外勤者の役得(^^)v

外回り専門の営業マンなんて、一体何やってるのか…^^;

残念ながら、欲しかった本はありませんでした。

ま、いいか。

そう思って帰ろうと思ったら、
通路の真ん中でう○こ坐りをしたオジサンが、
女性週刊誌を通路に置いて、声を上げて読んでいる。
しかも読んでいるページは星占い。
「よし!」とか「なるほど」と言いながら、指で文章を追いながら、
物凄い気合の入れよう。

こういう場面って、本屋で結構目にします。
他の人の事をあまり考えない年配者。

私、一回注意したことあるんですよね。別の本屋で。
丁寧に「退いて頂けませんか?」って。

若い大人しそうなねーちゃんだからなんでしょうが、
そのクソジジイに逆切れされるし、結局通路から退かないし、
周囲の人も皆な見て見ないふりするし。
「年配者を敬う」ってことが、最近難しくなっているように思います。

と思ったら、そのエライ気合を入れて星占いを読んでいたオジサンが、
むくっと立ち上がりました。

驚きました。多分今日一番驚いた。

そのオジサン、オジサンじゃなくて、
オバサン…いや、オバアサンでした。

ここで驚くのか?という声が聞こえそう。
いやあ、何と言うのか…。

日本のオバチャンもここまで来たのか、と思ってしまって(失礼)。
洋服のセンス、髪型、声の感じ、大股開き…どれをとっても女性に見えない。
でも、星占い^^; そのギャップに驚いて、その反面、面白い。

あらためて思ったのが、驚くって言うのは現象であって、
感情じゃないのかな、ってこと。

驚いた後から出てくる、色んな感情。
呆然としちゃって、焦っちゃって、心配して、面白くて。

何気ない日常にも、いろんなことがあるんだなあって、実感した1日でした。

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