知られざる一面

2006年9月12日 日常
福岡での公務員による飲酒事故の後、
色々な地域で飲酒運転による無謀事故が目立っている。

酷い事故も多い。

人を轢いておきながら、そのまま逃げたり。

飲んでいる量が半端なく多かったり。泡盛20杯とかね。
それだけ飲んでおいて、普通に運転できると思っている神経に驚かされます。

そういうニュースを見ると、いつも思います。
私は飲酒運転は絶対にしないだろうな、って。

今日、父が単身赴任先から一時戻り。早速私は車の運転練習。
父がいないと練習できないから。
一人でも出来ると言えばそうなんだけど、車をあるべき場所に戻せない(泣)。

今日は母も乗せて、近くのスーパーへ。ここへはよく練習に行ってます。

スーパーで練習?

そこへ行く道は、時間帯によっては、あまり車通りも人通りも、それほど多くない。
それにスーパーには駐車場があるので(しかも空いているし)、
車を止める(車庫入れ)の練習にはもってこい!

そのお世話になっているスーパーへ、両親と3人で、
私が運転すると言う5分足らずの、スリル満点のドライブ。

3人で私の愛車・プントに乗り込んだところ、近所のオジサンがちらと一瞥。
以前ブログで書いた変人オヤジじゃありません。普通のオジサン。
その普通のオジサンの目のイヤ〜なカンジ。
「大丈夫なのか〜???」という疑心暗鬼?な目。

ふ〜んだ!(`ヘ´) フンダ!!!

ま、その後は何とかスーパーへ行き、
曲がったけど所定の位置へ車を止め、買い物へ。

夕飯後にまた、父とドライブ練習。

まっすぐに進むのはいいのです。小さなカーブもいいのです。

大きなカーブになると、ハンドル捌きが難しくなる^^;
後ろに車が着いて来ると、何だか悪い気がして、ドキドキする^^;
バックが全然ダメ!

どうしても左側に寄ってしまう私。
寄ってしまうのは、少しだけなんだけど、
助手席の父から見れば少々不安らしい(少々で済むのか?)。

運転しながら父に、「電信柱にぶつけた方がまだいいじゃない?」と言ったところ、
「電信柱にぶつけたら、弁償金幾ら掛かると思ってるんだ!」と
呆れられてしまいました…。その通りです。

その通りなんですが、人の命を奪うよりは、取り返しが効くという意味なのです。

いつも車に乗る前に、凄く緊張している私を見て、母が一言。

「ありすちゃんは、車に乗るのが嫌いなのね」

母に言わせれば、運転好きな人はそんなに緊張しないんじゃない? ということ。

母に言われて、自分の知らざる一面を知りました。
確かに。あんまり好きじゃない。

こうやって車に乗ろうと思ったのも、
母がゴミ出しに苦労していた時、車で運べばいいな、と思ったり。
他にも、足が痛い時に病院へ連れて行こう、
買い物で重いものを運ぶ時にいいな、と思ったからで、
別に自分のため、趣味のため、とかじゃないんです。

お酒を飲むのもあんまり好きじゃない。これもつい数年前に気づいた。
飲みたい!って全然思わないのです。

友達と食事に行っても、最近は烏龍茶とか、ソフトドリンクです。
食事は美味しいのが好きだから、結構ウルサイかも(笑)。でも、お酒はね。
その場の雰囲気で、場を壊さない程度に
多少お酒を飲むことはあるけど、飲まなくていいなら飲まない。

だから、飲酒運転なんて絶対にしないと思う。
どちらもきっと、何かないとしないから。

だから、お酒を飲んで運転する気持ちが分からない。
でも、被害者の、遺族の悲しみは想像できる。

飲酒運転する人も、ある意味自分を過大評価しているだけじゃないか、
って思う。

これくらいなら自分は大丈夫。自分だけは大丈夫。
そう思っているんじゃないかな。

誰か言ってあげないと、こういう人は分からない。
自覚がないから。知らないから。分からないから。
知られざる一面? それは大袈裟だけど。

事故を起こしてから気づいたんじゃ、遅いのに。

飲酒運転の厳罰化を、特にひき逃げの厳罰化を望みます。
厳しくなることで、自分を律する人も出てくるかもしれない。

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