ありえない話

2007年4月5日 お仕事
私は銀行が嫌いです。
でも、どうしても利用しないといけない銀行という存在。

私の勤める会社では、支払日を5日と20日に設定しています。
で、今日はその支払日。

支払手数料を安く済ませようと、キャッシュカードがないので、
現金を下ろしてATMで支払うことに。

いつものようにATMを操作。
パカッと開いた口に1万円を入れて、閉じた口がまた開いた。
ああ、お札の向きを変えろってことかな? それともちょっと曲がっていた?
かなり微妙なことでも機械は反応する。そんなに珍しいことじゃない。

でも、今回はありえない状態になってお札が出てきた。

何とお札が、1万円札が、半分に千切れて出てきたのです。

びっくり。急いで傍にある受話器を取って行員に連絡。
女性行員がやって来た。
事情を説明、半分になったお札を見て、
「ちゃんとしたものを入れたんですよね?」と聞いてくる。

当たり前でしょうがあああ!

ちょろちょろとATMの機械を見るだけで、対して役に立たない。
その後、副支店長という人が出てきて、機械の横にあるドアを開け、
機械の後ろに回りこんで調べ始めた。

そして出てきて言った一言。

「お札がないんですけどねえ…」

何でも、お札が引っかかって破けたんじゃないかと。
引っかかった場合、その引っかかる場所というのが決まっていて、
そこにその破れた半分のお札がないというのです。

え、ナニ? 私、疑われている???

今私の手元にある半分のお札と、機械にあるもう半分を合わせて
1枚になったら、手数料無しで交換できるそうですが、
その半分がない場合は…。

無い場合は? と聞くと、「例がないのでお答えできません」

はああああ???

銀行側じゃ埒が明かないということになり、
このATMを作った(管理している)会社に連絡を取ってもらうことに。
ただし、時間が掛かるという。

時間は11時半。ちょっと早いけど、近くのファミレスでランチすることに。
その間だったら終っているだろうと、携帯の番号を教えてその場を立ち去りました。

待ち時間が長くなってもいいように、調理時間の掛かるグラタンを頼みました。
届いたグラタンを食べ始めたその時、携帯が鳴りました。銀行からでした。

丁度昼食時、人が増えてガヤガヤし始めたファミリーレストラン、
相手はどうやら恐縮しているらしく声が小さく、あまり聞き取れなかったのですが、
どうやら1万円の半分が見つかったとのことでした。

見つかって当然なんだけどね ┐( - -)┌

グラタンを ( ̄〜 ̄) モグモグ... と食べ終わった後、銀行へ。
ちらと奥を覗くと、例の副支店長はなにやら笑っている。
近くの窓口行員に呼んで欲しいとお願いすると、
副支店長、急に恐縮した顔に変身(苦笑)。

簡単に言ってしまうと、ATM機自体が壊れていたそうで、
機械の奥のありえない場所に、もう半分の1万円札があったとのこと。
そのため、行員では取り出せなかったそうです。

疑うような態度であれだけ不愉快な思いをさせておいて、謝ってこれで終わり。
粗品の一つもありませんでした。

無事に綺麗な1万円に交換、再びATMで支払を済ませました。
先程私が利用したATM機、「故障中」の張り紙が。

それにしても、ATMをご利用ください、とか言うクセに、
開店時間前にきちんと機械の確認しないのかしら?

私は銀行が嫌いです。

人の財産(お金)を預る仕事をしているのに、
それを運用してお金を稼いでいるのに、
支払手数料までしっかり取るのに、
預けた人間の立場を軽んじているからです。

しっかりしろよ、H銀行!!!

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