ここ数ヶ月、ブルドッグが好きで好きで仕方がない。

フレンチ・ブルドッグじゃないです。
イングリッシュ・ブルドッグ。耳が垂れている方です。

あの顔に似合わず、性格は甘えん坊で穏やかで
愛嬌がある(そうなんですよ!)。
どうしてブルドッグのキャラクターって、
実際の性格とは似ても似つかない、
悪役とかになってしまうのでしょうか?

ゴールデン・レトリーバーとかジャーマン・シェパードとか、
訓練能力の高い犬も好きだけど、家でのんびり過ごすのが好きなので、
ブルちゃんみたいに傍らで一緒に過ごしてくれる犬が好きです。

柴犬みたいに顔の可愛い犬も好きだけど、
ブルちゃんのあの強面で全身で甘えてくる姿は、
普通に可愛い顔の犬が同じ事をするより、ずうっと可愛らしく思えます。

飼ってみたいけど、初心者には飼うのが難しい犬種。
病気がちで通院ばかりだとか。力が強くてお散歩も大変。
頑固な性格だから躾も時間が掛かる。
あと、いびきとオナラも凄いらしい^^;

何より、家族が同意してくれません。
「もう少し可愛い犬がいい」って言われちゃいました(涙)。

ブルちゃんも中身は可愛いのですけれどね、
家族は外見の事を言っています。

…犬も人間も、決して見た目じゃ分からない良さがあるのに…(悔)。

そんな状態なので、ブルドッグ関連の本ばかり読んでいました。
図書館にある本だけですが、意外と少ないのが残念。
飼育書なんかでも、フレンチ・ブルドッグの方が多いです。

まずは1冊目。
芥川賞作家の高橋三千綱さんの「明日のブルドッグ」。
ご自身もブルドッグを飼っておられるのですが、
自分の愛犬の現実の日常生活と、
(現実ではない)オオタカとの友情物語をひとつにした1冊。
各章毎に実際のブル太郎くんの写真が載っていますが、とても可愛い。

2冊目。
アメリカ人の医師・レナルド・J. フィッシャー氏の「シャーマン・ブルドッグ」。
この方も実際にブルドッグを飼っておられ(過去形)、
家族としてともに過ごした日々を、神秘的なものと結びつけて綴っています。

3冊目。ここからはハウツーモノ、飼育書ばかり。
「ブルドッグ・マニア―圧倒的な存在感がたまらない!」
「ブルドッグ (愛犬の友 犬種ライブラリー)」などなど。
こういった本を読んで、飼う予定もないのに
知識だけは増えていくのは、サビシイ気持ちになってしまいます。

今はネットオークションで以前の永谷園の懸賞品、
「リールちゃんとアールちゃん(どちらもブルドッグの子犬)のぬいぐるみ」を
狙っているのですが、実は私の会社、夏のボーナスが出なかったのです…。
ここは我慢するトコロだよね…(T^T)ウック!

(ISBN:4794214979 単行本 高橋 三千綱 草思社 2006/06 ¥1,365)

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